
今回は、「謎の内容証明」に対して、その後どう対処したかの話に入る前に、過去に彼とどういう関係でどのような出来事があったかを説明しておこう。 彼は、電気工事会社の2代目社長だった。 代表が28歳で、会社勤めを辞め一人親方として電気工事業を始めたのがうちの創業ということになるが、その創業して初めての仕事がその彼の会社の仕事だった。 彼の電気工事会社は元請けからの一次下請けでうちは二次下請け。 発注者と受注者というのが彼との関係であった。 そしてしばらくするうちに、材料支給、工具貸し出し、月25日程度は仕事を確保するという条件を提示され、常用という形で彼の会社で専属で仕事をするようになっていった。 彼の電気工事会社には自社職人はいない。 彼の父親が職人で事業を立ち上げ、彼含む兄弟で事業の後を継いだが、兄弟はみな現場仕事はしない。営業や代人が彼らの仕事。職人はみな外注していた。 そんな職人外注会社にとって、腕が確かで職長を任せられて現場を納めることのできる専属の下請け職人を確保しておきたいと考えるのは当然のことかもしれない。 また不安定な一人親方職人にとって、安定して仕事が確保できるのはありがたいことだった。 だが、、、その関係は、決していいことばかりではなかったのだ。

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